肩こりが引き起こす不調

このように首や肩の筋肉に負担をかける習慣を続けていると、度重なる筋肉の緊張から次第に頸椎のカーブが失われ、「ストレートネック」と呼ばれる状態に陥りやすくなります。このストレートネックになると、こりや痛みもいっそうひどくなり、首肩周辺の骨や関節にもいろいろな悪影響が出やすくなります。首の筋肉や関節の異常などによって、これらの神経や血管が圧迫されると、自律神経の働きが乱れ、頭痛や吐き気、耳鳴り、めまい、イライラなど様々な体の不調に発展することもあります。

肩こりを治すためには

肩こりを引き起こした場合、多くの人は肩の固い部分をほぐす「マッサージ」を思い浮かべます。しかし、マッサージをしたその日は良くても次の日には肩が重くなっていたり、すぐに症状が戻ってしまうという経験がある方も多いのではないでしょうか。

肩こりは「筋肉が緊張して動かない+廃物が排出されない状態」のこと。緊張した筋肉に強いマッサージを行うと筋肉の膜が破けて損傷しますし、損傷した組織が回復するときに筋肉はさらに固くなり、緊張状態を生み出します。

肩こりを解消するためには、マッサージではなく、姿勢や1日の生活スタイルを見直すこと、そして体を動かし肩関節~首回りの筋力をつけることが大切になるのです。

今日から始められる肩こり対策

うつむき姿勢の時間を減らす

パソコンに向かう時間を減らすのが一番ですが、仕事上そうもいかないという方は、とにかくこまめに休憩をとること。少なくとも1時間に一度は席を離れて、体を伸ばしたり首や肩を回したりするといいでしょう。パソコンはノート型よりもデスクトップの方が、目線が水平に保ててオススメです。

体の血行をよくする

入浴は、両ひじをお湯の中に入れ、あごまで浸かる「全身浴」がオススメ。首や肩の血行もバッチリです。ただし、温めすぎてのぼせないように気をつけましょう。また、血行をよくしてくれる、生姜や、ナッツなどのビタミンEも積極的に摂りましょう。「めぐりゆく」には、ビタミンEはもちろん、シトルリン、明日葉、ヒハツなど血行促進してくれる成分がたっぷり入っています。

青魚を積極的にとる

青魚の脂肪にはDHAやEPAが豊富に含まれ、いずれも血行を促進する効果があります。また、筋肉をつくる元になるのはタンパク質ですが、青魚はたんぱく源としてもとても良質です。

あご引きエクササイズ

あごを引き、そのあごに手を添えて首の重心を後ろへ押し戻すだけ。このエクササイズを習慣化すれば、ストレートネックの予防・改善にもなります。日常で前かがみの姿勢をとることが多い方は15~30分に一度、運転しているときは赤信号で車を停止させる度にやってみてください。